今回は私事を書くことをお許しいただきたい。しかし多くの方にとって人ごとではないだろうと思う。
◆両ももがつった
新型コロナウイルス対策で3月初めから在宅勤務に入った。このウイルスは自分がうつることだけでなく、無症状のまま感染していて知らずに人にうつしてしまうことが怖い。在宅でできることは在宅でと考えた。
約1カ月がたった4月上旬。夜中に目覚めて起き上がろうとし、立て膝をして靴下をはいていた。
左足の内ももが激しくつり始めた。やがて右の内ももにも来た。両足のその部位が同時につるなど経験したことがない。痛みは相当に激しく、しかも数分間続いた。悶絶(もんぜつ)しながら足を伸ばしてみたりマッサージをしてみたり、七転八倒した。
やがて治まり、眠れはした。しかし左足のももには痛みが残り、何日か湿布を貼って過ごした。ちなみに毎朝検温しているが今のところ熱はなく、新型肺炎を思わせる症状もない。ひきつりは、在宅勤務が影響しているように思えてならない。
◆動かなくなる
3月に話を戻す。
在宅勤務を始めて1週間ほどたったころ、運動不足を感じるようになった。自宅2階に自室がある。階段を上がる足を重く感じた。
生活を見直してみると、在宅に切り替えて以降、ほとんど動いていないことに気づいた。電車で通勤していたら少なくとも駅と自宅や職場までの間を歩く。階段の上り下りもする。会社でも少し離れた会議室へと、あるいは食事へと歩く。
ところが在宅勤務だと、こうした運動がなくなる。在宅とはいえ仕事の時間は私生活と区別し、勤務中は部屋にこもっている。そうすると仕事中に動くのはトイレと昼食で階段を上り下りするだけ、ということになってしまう。
健康のため週末に通っていたプールも、コロナ禍で休みとなってしまった。運動が相当不足している。
そのことに気づいてから、1日に30分は外を歩くように義務付けた。30分という時間に根拠があったわけではなく、通勤で1日にそのくらいは歩いているだろうという、どんぶり勘定である。
人通りの少ない道を選んで歩いた。気分転換にもなった。ところが両ももの激しいひきつりは、歩き始めて3週間ほどもしてから表れたのだった。
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April 26, 2020 at 06:40AM
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【日曜に書く】在宅勤務は運動不足が怖い 論説委員・河村直哉 - 産経ニュース
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