「記事、工夫して書くんだ」 金沢・清泉中生 新聞記者の仕事学ぶ - 中日新聞

　さまざまな職業に就く地域の社会人から話を聞くキャリア教育「職業人に学ぶ会」が三十日、金沢市清泉中学校であり、北陸中日新聞報道部の小佐野慧太記者（３３）が新聞記者の仕事について説明した。

　小佐野記者は、東日本大震災の発生から半年後に訪れた東北地方での取材経験などを振り返った。新型コロナウイルスへの感染が疑われる場合の相談先をまとめた同日の朝刊一面の記事を紹介し、「みんなが安全・安心に暮らすための情報を提供することも新聞の役割」と話した。

「職業人に学ぶ会」で１年生に新聞記者の仕事について語る小佐野慧太記者（手前）＝金沢市清泉中で

　生徒は熱心にメモを取り、積極的に質問に手を挙げた。一年口出智太郎さん（１２）は「新聞記者がいろいろな工夫をして記事を書いていることが分かった。今日の話を職業選びの参考にしたい」と話した。

　学ぶ会には一年生百六十四人が参加し、六会場に分かれてそれぞれ二人の社会人から話を聞いた。

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January 31, 2020 at 08:53AM
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