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惑星が恒星にのまれたか 1万2000光年先―米研究チーム - 時事通信ニュース

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2023年05月04日00時17分

年老いて膨張した恒星にのみ込まれる惑星の想像図(ジェミニ天文台など提供)

年老いて膨張した恒星にのみ込まれる惑星の想像図(ジェミニ天文台など提供)

 太陽のような恒星が年老いて膨張し、すぐ近くを周回する惑星がのみ込まれる様子を初めて観測した可能性が高いと、米マサチューセッツ工科大などの研究チームが3日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。太陽も約50億年後には膨張し、水星や金星、地球をのみ込むと考えられており、観測成果は惑星系の終末を解明するのに役立つと期待される。

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 この恒星はわし座の方向、約1万2000光年先にあり、水素の核融合が中心部から周辺に広がって膨張したとみられる。質量は太陽の0.8~1.5倍で、消えた惑星は木星の1~10倍と推定された。
 2020年5月、米パロマー天文台の「ツビッキー・トランジェント天体探査装置(ZTF)」で明るく輝く現象が捉えられ、米赤外線天文衛星「ネオワイズ」や南米チリにあるジェミニ南望遠鏡などでも観測された。明るさが変わる経過や放出されたエネルギーの規模から、二つの恒星から成る連星の合体ではなく、恒星が惑星をのみ込んだ可能性が高いと結論付けた。

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