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ソニー最小有機ELテレビ×ELDENRING×サウンドバーで最強ゲーミング書斎 - AV Watch

nulisblogajaa.blogspot.com
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / ©2022 FromSoftware, Inc.

今回の話題はゲーム。PlayStation 5などのビデオゲームは今やテレビ放送や映画・音楽コンテンツと並んで、大画面テレビの主要な用途と言っていい。最新世代のPS5となれば、映像出力は4K/60pや4K/120pに対応していてHDR表示も可能。音も7.1chのサラウンド出力やヘッドフォンなどでの空間オーディオなども盛り込まれていて、映画などと同等の映像DSC音響のクオリティを備えている。

本格的なゲーム環境というと、ハイスペックなゲーミングPCにゲーミングディスプレイを組み合わせたシステムもある。ゲーミングディスプレイは、高いリフレッシュレートに対応し、144Hzや240Hzなどの表示が可能なものもある。毎秒に表示コマ数が増えるほど動きがスムーズになるため、プレイしやすくスコアも稼ぎやすくなるわけだ。

ところが、現行の薄型テレビの多くが採用するHDMI Ver.2.1対応となると、薄型テレビでも4K/120pの表示が可能で、描画負担が増えたときの映像のチラつきなどを低減するVRR、ゲーム映像を認識すると自動でゲームに適した低遅延モードに切り替えるALLMといった機能が盛り込まれている。ディスプレイ性能でもゲーミングディスプレイにかなり近づいた。

そんなゲームのための性能が充実した最新の薄型テレビで最新ゲームをプレイするとどうなるか。今回はそれを体験してみた。

ついに挑戦!「ELDEN RING」を最強のゲーム環境で体験する

「ELDEN RING」
通常版9,240円/デジタルデラックスエディション9,900円 開発:フロム・ソフトウェア CERO:D
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / ©2022 FromSoftware, Inc.

さて、いよいよゲームを始めよう。選んだのは「ELDEN RING」。“死にゲー”などと物騒な呼ばれ方もする高難度のRPGだ。日本のみならず、世界的にヒットしている作品で、ネット上で話題を目にして気になっているという人も多いだろう。筆者も評判は聞いていたがそれだけに高難度であることに恐れをなし、今まで手を出せずにいたゲームだ。しかし、オープンワールド型の広大(すぎる)フィールドはグラフィックの質も極めて高く、とにかく美しい。世界設定も奥深く練り込まれ、壮大なファンタジー世界が構築されている。こういうゲームを美しい映像と迫力のある音響で楽しみたい筆者としてはやはり挑戦せねばなるまい。

たいへんな目にあっているというよりも、序盤で心が折れそうだ。何度も死にながら攻略法を覚えていく、歯ごたえのあるゲームはやはりなかなか厳しい。ということで、プレイしたのは最序盤のリムグレイブで、「忌み鬼、マルギット」と戦う手前の状態。とにかくレベル上げる、装備を充実させる、役立つアイテム類は可能な限り集める方針で、リムグレイブにあるダンジョンや遺跡、砦などのほぼすべてとそこにいるボスキャラクターは倒しており、攻略情報での推奨レベルをはるかに超えるレベルまで育てた状態だ。

筆者が何度も心を折られているのはさておき、XRJ-42A90KとHT-A3000で楽しむELDEN RINGは素晴らしい。リムグレイブはかなり広大で、草原や森、湖や川と場所によって景色が大きく変わる。風になびく草原の草も緻密に描かれるし、鎧などの装備もリアルに再現され、かつ戦いを繰り返しているうちに返り血で汚れていくなど、グラフィックの処理も緻密だ。そして、朝、昼、夜といった時間の変化で周囲の明るさも変化するし、鎧や盾の光り方も変化する。

筆者のプレイデータを持ち込み、そのままプレイ。雨の降る草原の薄暗さも実にリアル
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / ©2022 FromSoftware, Inc.
橋の上にいる騎士(ツリーガードではない)にうっかり倒される筆者。そのへんにいるモブ敵さえ油断すると負けるくらい強いのがこのゲーム
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / ©2022 FromSoftware, Inc.

XRJ-42A90Kの映像は、有機ELらしい高いコントラストで、薄暗い日陰から太陽の眩しい光まで豊かに描く。ゲームとしての各種の表示はあるが、ちょっとした中世ファンタジー映画を見ているようだ。42型という画面サイズは視聴距離1mくらいのデスクトップ環境だと十分に大きいと感じるし、ディテールが鮮明ということもあって凝縮感のある緻密な映像に感じる。60型やそれ以上の大画面を2~3mくらいの距離で見るのとはまた違った感覚で、ゲームをプレイするという点ではこちらの方が没入感は高いと感じた。

圧巻なのが、地下の洞窟内だ。場所によっては松明を装備しないと何も見えないほど暗いが、自分のキャラクターの居る周囲だけはうっすらと見えるし、入ってすぐは闇の中とさえ思える洞窟内もきちんと岩壁の感じが再現されている。ホラーゲームだったらかなり怖いし、実際油断していると闇の中から敵モンスターが襲ってくるのでこちらも怖い。ゲームで暗くて見えづらいとプレイに支障が出るので、画質調整で明るさを上げてしまいがちだが、それでは映像のバランスが崩れてしまう。有機ELのA90Kだとここまでリアルな暗さが表現できるのかと感心してしまう。

そして、HT-A3000の音もなかなか立派だ。3.1ch構成で後方の音の回り込みや高さなどの立体的な音場は独自のバーチャルサラウンド技術「S-FORCE PRO FRONT SURROUND」と「VERTICAL SURROUND ENGINE」で再現する仕組みだ。横幅950mmの標準的なサウンドバーで、2~3mの距離で十分なサラウンド音場が体感できるように設計されていると思うが、1mくらいの近接した配置では音がより鮮明でサラウンドの包囲感もかなり優秀。必然的にサウンドバーの正面に居るので音の定位や方向感の再現も良好。

この洞窟内には狼が根城にしていて闇の中から狼が襲ってくるのだが、あちこちで低いうなり声や足音が聞こえていて、狼のいる気配が音でわかる。音が聞こえる方向に視点を向けて注視していると、やはり居た。仲間を呼ぶための吼えるとその声が洞窟内に響く。集団戦になるとやっかいなので仲間が来る前に各個撃破する。ヘッドフォンによる3Dオーディオも立体感のある音場の再現は方向感なども含めてよく出来ているが、HT-A3000だと音場がより広大で実際に洞窟内にいる雰囲気がより体感的になる。

暗い洞窟内を探索。焚き火の周りに何匹かの狼の群れがいる。暗部の再現性の高さに感心させられる
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / ©2022 FromSoftware, Inc.

サウンドバーで近接視聴をすると、音源が近いので画面の下から音が出ているのがわかってしまうことがよくある。だが、その点はまったく心配なかった。前述した通り、XRJ-42A90Kをセンタースピーカーモードで接続しているので、センタチャンネルの音はテレビ内蔵スピーカー、すなわち画面から音が出ている。内蔵スピーカーとサウンドバーの音のつながりも良好で、プレイしているとテレビ画面から音が出ているとは思えない。音場の位置が低いと感じることもないし、かなり上等なサラウンド再現になっている。実売9万円ほどの最新のサウンドバーだから当然とも思いつつ、センタースピーカーモードのことを思い出したくらいだ。単にセンターチャンネルの音をテレビから出すだけでなく、テレビ内蔵スピーカーとサウンドバーの音量をきちんと揃えるなど、きちんとチューニングされているのがよくわかる。

そのため、ムービーシーンに切り替わった時のキャラクターのセリフが画面のキャラクターがしゃべっているようで、BGMや効果音のサラウンド効果も合わせて実に臨場感にあふれた再現になる。映画などのためだと思いがちだが、ゲームでもセンタースピーカーモードはかなり強力だ。

PS5の優れたグラフィックとサウンドを満喫できる素晴らしい環境

ゲームの楽しみには、攻略そのものやプレイする楽しみの追求だけでなく、映画のように美しい映像と音を体感的に味わえる楽しみもある。今回のXRJ-42A90KとHT-A3000の環境はゲーム環境としては贅沢かもしれないが、それはもう素晴らしいゲーム体験でもあった。「ELDEN RING」の美しくも過酷な世界を存分に堪能できると思う。

取材を終えて、机の上に設置されたPS5とXRJ-42A90KとHT-A3000を見ると、小さめの部屋でも十分に実現できるコンパクトさに改めて驚いた。プレイ中は42型というサイズなどすっかり忘れてゲームに興じてしまっていた。映画館のような広い空間でなくても、ここまで没入感のあるゲーム環境は実現できるのだ。

デスクトップに構築されたPS5と最強のゲーム環境。グラフィックとサウンドにこだわる人はぜひ体験してほしい
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / ©2022 FromSoftware, Inc.

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