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栃木県板金工業組合が県に銅の折り鶴150羽寄贈:東京新聞 TOKYO Web - 東京新聞

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 栃木県板金工業組合(鹿沼市)は16日、今年の県誕生150年を祝って製作した銅板製の折り鶴150羽を県に寄贈した=写真。

 折り鶴の銅板は厚さ0.15ミリで、一戸建て住宅の屋根に使われる銅板の半分のサイズ。重さは1羽当たり30グラム。組合に属する約30人の職人が板金の専用工具や型を用いて加工し、劣化しにくいようラッカーを塗って仕上げた。

 県庁での贈呈式に出席した組合の岩室久夫理事長によると、発足した55年前は300社ほどあったが、現在は120社に減少した。「若い人に組合に入ってもらい、技術の継承などのつながりを持ちたい」と願う岩室理事長。福田富一知事は「名人の皆さんが作った鶴を大事にし、皆さんの活動や作業内容を周知していきたい」と応じた。折り鶴など贈呈品一式は、11月から県庁本館1階に展示される予定。(武藤康弘)

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