折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold2 Thom Browne Edition」の実機を見てきた - Engadget日本版

nulisblogajaa.blogspot.com

日本でも発売になるサムスンの最新折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold2」。ニューヨーク発のグローバルファッションブランド「Thom Browne」とコラボレーションした限定モデル「Galaxy Z Fold2 Thom Browne Edition」が世界限定で5000台発売されます。

原宿にあるGalaxy Harajukuでは、KDDIの2020年秋冬新モデルが発表された9月25日12時よりGalaxy Z Fold2をはじめ、「Galaxy Z Flip 5G」「Galaxy Note20 Ultra」「Galaxy A51 5G」の展示を開始。そしてその限定モデルのThom Browne Editionもサプライズで展示されていました。

Thom Browneはサムスンの折りたたみスマートフォンとして2機種目となる「Galaxy Z Flip」ともコラボレーションし、日本でも今年3月に限定数が販売され、すぐに完売しました。今回のGalaxy Z Fold2 Thom Browne Editionの日本上陸は未定ですが、前モデルの販売が好調だったことを考えると今回も発売される可能性は十分ありそうです。

Galaxy Z Fold2 Thom Browne Editionは同ブランドをイメージするグレイカラーをベースにトリコロールをまとった大形の箱に納められています。箱の中にはレッド（Galaxy Z Fold2）、ホワイト（Galaxy Watch3）、ブルー（Galaxy Buds Live）の箱が入っており、それぞれにThom Browneカラーの限定モデルが収納されています。また箱の下段を開けるとGalaxy Z Fold2のケースとGalaxy Watch 3のベルトが収納されています。

パッケージの中身の全容はこちら。ほぼすべての付属品がトリコロールカラーで仕上げられているのはさすが！ここまで徹底しているからこそ、販売は一般家電店などではなくThom Browneのお店のみになるのです。このショーケースがそのままThom Browneの店内に展示されていても違和感はないでしょう。

Galaxy Z Fold2 Thom Browne Editionのテーマ（壁紙・アイコンなど）はThom Browne専用のものになっています。展示品は電源が切れた状態ですが、アウトディスプレイに貼ってある保護シールはそのテーマをイメージしたものになっています。

Galaxy Z Fold2のケースも2種類あります。右側は背面ケースで純正で販売されるレザーケースなどとの色違いです。左側は背面だけではなく、閉じたときのアウトディスプレイもカバーできるフリップタイプのもの。折りたたみデザインのスマートフォンでこの形のケースは新しいデザインです。

Galaxy Watch3とGalaxy Buds LiveのThom Browneモデル。これだけでも別売してほしいと思います。ファッションブランドのデザインは身体に直接装着するアクセサリをより映えるものにしてくれます。

Galaxy Watch3のベルト3種類。ファッションに合わせて付け替えることができます。

Galaxy Buds Liveのケース本体とカバー。そのままでは傷がつくかもしれないということでわざわざカバーまで付属しているのでしょう。どちらも同じデザインでまとめています。

こちらがGalaxy Buds Liveのケース。バッテリー内蔵でBuds Liveを入れて充電できます。表面は光沢仕上げ。Buds Live本体を耳に着けるとどんな雰囲気になるのでしょうか。

こちらがカバー。シボのある艶消し仕上げで、装着するとイメージはだいぶ変わりそうです。

ケーブルと充電器と収納袋。黒や白の汎用品ではなく、Thom Browneのテーマに合わせたグレイカラー、そしてトリコロールカラーをあしらっています。

各本体の入っているパッケージ。スマートフォン・IT製品というよりもファッション製品として仕上げられていることがわかります。パッケージも含めて保存したくなるほど美しい出来栄えです。

Galaxy Z Fold2 Thom Browne Editionは海外で3299ドル（約35万円）で販売されます。ブランド品であることだけでなく、Galaxy Watch3とGalaxy Gear Buds Liveも付属。そしてこのデザインに魅力を感じる人には高い買い物ではないでしょう。日本発売は未定、グローバルでも5000台しか入手できないレア品ですが、筆者は上品な出来栄えを見て「ほしい」と思いました。とはいえ購入をためらう金額であることは間違いありません。「原宿に行けばショーケース越しにじっと製品を眺めることができる」。それだけでも幸せなのかもしれませんね。