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「はやぶさ2」の帰還カプセル公開 25日まで展示 兵庫・明石 - 毎日新聞 - 毎日新聞

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リュウグウから持ち帰った石を収納した「はやぶさ2」のインスツルメントモジュール(左手前)=兵庫県明石市の市立天文科学館で2022年1月21日、大川泰弘撮影 拡大
リュウグウから持ち帰った石を収納した「はやぶさ2」のインスツルメントモジュール(左手前)=兵庫県明石市の市立天文科学館で2022年1月21日、大川泰弘撮影

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウの試料を地球に持ち帰ったカプセルの展示が21日、兵庫県明石市の市立天文科学館で始まった。

 「はやぶさ2」は2020年12月、リュウグウの石や砂計5.4グラムが入ったカプセルを地球へ帰還させた。

 3000度まで上昇する大気圏突入時に機体を守ったヒートシールド、地球からの指令を受けた電子機器やパラシュートなどを展示。写真やパネルで探査機のミッションを分かりやすく解説している。三木市の50代の自営業男性は「大学で航空工学を専攻したので、どんな物なのか興味があった。小さくて驚いた。頑張って作り込んだのだと思う」と話した。

 展示は25日までで、15分の入れ替え制で1回の上限は30人。予約は先着順で同館のホームページから。観覧料は一般700円、高校生以下は無料。【大川泰弘】

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