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NASA、ウェッブ宇宙望遠鏡による「創造の柱」の写真公開 赤外線でより鮮明に - BBCニュース

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Pillars of Creation

画像提供, NASA/ESA/CSA/STScI

アメリカ航空宇宙局(NASA)は19日、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した、宇宙で最も美しい光景のひとつとされる「創造の柱」の画像を公開した。「創造の柱」とは、地球から約6500光年離れたへび座の方向に位置する、水素ガスとちりからなる冷たくて厚い雲のこと。

「創造の柱」は、天文学者が「メシエ16(M16)」または「わし星雲」と呼ぶ散光星雲と散開星団の複合した天体の中心に位置する。わし星雲では星形成が活発に行われている。

1995年と2014年のハッブル宇宙望遠鏡による撮影をはじめ、あらゆる大型望遠鏡がこの光景を記録してきたが、ウェッブ望遠鏡はまたしても、驚くべき視点をもたらした。

ウェッブ望遠鏡が搭載する赤外線検出器により、生まれたばかりの太陽の活動を調べることが可能となった。

「私は1990 年代半ばから、わし星雲を研究しており、ハッブル望遠鏡が示した何光年も先にある柱の『内部』を見ようと試みてきた。その中に若い星があるのではないかと探していた。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影する画像はきっと素晴らしいものだろうと、常に思っていた。実際、素晴らしかった」と、欧州宇宙機関(ESA)のマーク・マコークラン上級科学顧問はBBCニュースに語った。

Hubble v Webb

画像提供, STScI

M16の柱は周囲の巨大な星が放つ強い紫外線によって照らされ、形作られている。

ウェッブ望遠鏡が検出したこれらの光は約6500光年かなたで発されたもので、仮にいま、この場所へ移動できたとしても存在していない可能性が高い。

昨年12月に打ち上げられたウェッブ望遠鏡は、これまで外宇宙を観測してきたハッブル宇宙望遠鏡の後継機。アメリカや欧州、カナダの宇宙当局が協力して開発し、先代と比べて100倍もの観測能力を持つという。

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡の違い

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